某出会い系サイトに登録してみた青年の話

某出会い系サイトに登録してみた青年の話

どこかの県知事が、出会い系サイトハッ◯ーメールに登録して女性と出会っていたという報道を見て、

出会い系は出会える!
と、確信した青年。

早速登録した。
出会い系登録している→リアルで出会いが無い→容姿や見た目になんらかの問題がある
の方程式も、クソ田舎のN県では通用しない。
皆、出会いがなく飢えているはずだ。皆同じだ。
勝ちを確信した青年の元に早速メールが来た。

思っていたより早かった、登録した初日に来た。
相手は同い年。
青年は驚きつつも会話を重ねる。
そして、相手からLINEの交換を申し出てきた。
これも思っていたより早かった、青年はニヤつきながらQRコードを送る。

ここまでは人生ちょろいと青年は思っていた。
出会いないとか言ってた自分がアホらしいくらいちょろかった。
出会いはちょろい、時代はネットだと。青年は心で全若者に提唱した。

女性から1通のLINEがきた。
「顔写メ交換をしよう」
そう、青年は女性の顔を知らなかったのである。
そして送られてきた3枚の画像。
そこに写っていたのは、アプリで加工された「靴の裏」だった。

青年は、なんで靴の裏の画像を送ってきたのか分からなかったが、靴の裏に「なんで靴の裏の画像送ってきたのですか?」って聞くのもおかしいので聞かないことにした。

青年は「靴の裏」が大の苦手である。

その後どうなったかは書くまでもなかろう。

容姿って大事。

p.s.
その後、別の女性からも連絡が来て何回かやり取りしてるのですが、デートなどは基本彼氏が全額払うスタンスでした。なんなら何でもかんでも買って買って言われました。
やはり男性は経済力大事。

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