Vtuberと名乗らなくなった経緯について。

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Vtuberと名乗らなくなった経緯について。

本日20時にプレミア公開した動画についての補足説明みたいなものですが、もしよろしければご一読いただけると幸いです。
とは言っても、動画やTwitterでさんざん申し上げたように、小生は別に消えるわけではないので。
単純に『Vtuber』と自称しないことにした。それだけです。
経緯について話すと要因が多すぎて難しいのですが、簡単に言ってしまえば、バーチャルユーチューバーという肩書が窮屈に感じたからです。
小生がVを名乗り始めたきっかけは忘れましたが、約3~4年前に流行りだしたバーチャルユーチューバーを見てこんなことを思いました。
「やってること小生と一緒じゃん」
そう。当時のVtuberは『バーチャル世界に存在する人物そのもの』という扱いで、視聴者も配信者も、ロールプレイを楽しんでしました。
小生自身、役者の出ということもありロールプレイが大好きです。
さらに、自らをキャラクター化させ、自信の生い立ちを反映させたこの『野々村鴉蚣』は、まさに自分の現身と捉えていました。

しかし、それから月日が流れるにつれてバーチャル世界の常識が少しずつ変わってきたように感じました。
確かに自由はある。何をやっても『バーチャルユーチューバー』を名乗る限りVtuberである。このようなアットホーム感は凄く心地よく楽しく、交流の輪も次第に広がって幸せでした。
ですが、それと同時に不満も募っていきました。
小生は『実在する』のだという気持ちが。
バーチャルユーチューバーというキャラクターの中に別の人格(魂・中の人)が入っていて、Vの肉体を介して話している。
そんな空気がどうも居心地悪く感じたのです。
小生は実在する妖怪なのです。
メタ的な話をすれば、そういう設定でそういうロールプレイなのですが。でも、あくまで動画や配信の世界では実在する妖怪として存在したかったのです。
強いて言えば、やりたい企画も動画も『現実世界への干渉』が必要でしたし。
自ら「バーチャルユーチューバーです」と名乗ると、その瞬間『野々村鴉蚣』が二次元空間にのみ存在する作られたキャラクターである気がして窮屈でした。
ですので、今後『Vtuber』は名乗りません。やることは変わりませんし、恐らくVtuberのまま活動はしますが。
名乗らないと決めました。それだけです。

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