『ルポ女性用風俗』出版記念イベント 宮台真司×菅野久美子
Video will not be published (Available Period: until 5/21/2022 (Sat) 23:59 JST)
女性用風俗――、略して女風。昨今女性用風俗を巡っては、大きな地殻変動が起きている。
大手店舗が有名インフルエンサーとコラボしたり、SNSでセラピストが積極的に発信するなどして、女風はめきめきと店舗数を伸ばしているのだ。
そんな女性用風俗の昨今の女性用風俗の活況の背景には何があるのか。
そして、女性たちは何を求め、何を手にしたのか。
4月に出版された『ルポ女性用風俗』(ちくま新書)は、そんな女風の利用者たちのリアルな声やセラピスト、店舗関係者などの声を拾い集め、緻密に取材を重ねた本です。
このイベントでは、本の著者の菅野久美子さんと、巻末で2万字超の対談を行った社会学者の宮台真司さんの対談を実現。
菅野さんの取材を通じて得られた現場の声を手掛かりに、広い視野で社会全体を見通しながら、現代社会を生きる女性たちの実像を探って頂きます。
【出演】
●菅野久美子(かんのくみこ):性と死をみつめるノンフィクション作家。
1982年、宮崎県生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。著書に『家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。』(角川新書)、『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』(毎日新聞出版)、『孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル』(双葉社)、『事故物件めぐりをしてきました』(彩図社)などがある。また、生きづらさ、女性の性をテーマにした記事やエッセイを、各種web媒体にて精力的に執筆している。近著に『ルポ 女性用風俗』 (ちくま新書) 。
●宮台真司(みやだい・しんじ)
1959年宮城県生まれ。社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。社会学博士。社会学的知見をもとに、ニュースや事件を読み解き、解説する内容が好評を得ている。性風俗、セクシュアリティ、自身の性体験などについても活発に研究・発言している。